まきゆきAZIK4大西アップデートしたよ
ちょくちょく個人用は更新できてたのですが、配布用のは細かい修正ばかりになっていたのですが 今回はいい感じの機能アップデートですね、嬉しい。
変更内容
- Google IME版において
- セミコロンが"っ"に割り当てられていたがこれをvに移動
- その影響でゔぁ行を入力する場合AZIK成分抜きで入力しないといけなくなった
- バンホーテンココアをヴァンホーテンココアって正しく言いたくなったときとかヴァン・ホーエンハイムってうちたいときに
- vnho-thkokoaやvnz/ho-ech,muって入力するのは不可能です。諦めてvacでヴァンって打ってね。
- バンホーテンココアをヴァンホーテンココアって正しく言いたくなったときとかヴァン・ホーエンハイムってうちたいときに
- その影響でゔぁ行を入力する場合AZIK成分抜きで入力しないといけなくなった
- th, dh, wh, shについて、"enn"の撥音拡張とかぶるため子音として使用することが出来なかったが可能に
- thなどを打った段階では"てん"だが、そのまま母音を入力するとしゃ行になる
- "電位差"という単語が言いたくなったときは"電位"が"でぃ"になってしまうので"deci"と入力しなければならないことに留意してほしいやで
- これらもvと同じくAZIK成分抜きで入力してください。
- セミコロンが"っ"に割り当てられていたがこれをvに移動
実装方法の発見経緯
多分かなテーブル直接いじいじしたことない人はわからんと思うんやけど、 shにせん以外の割り当てが残ってると、shがのこってそのまま別の子音を打つことでせんに確定できるんやけど。 "せん"で文が終わる場合shでエンターを押してせんにしたくなると思うけどそれは無理なのよshのまま確定される。 なのでshと適当な子音を打って一文字消すとかいうクソ怠いことやらないといけないのでshでのしゃ行を封印したわけやけど、予想外のところにヒントが落ちてました。
ありがとう月林檎配列。
それしか言う言葉が見つからない
かな配列のGoogle IMEのかなテーブルがぶっ刺さりまして、無事shの時点でせんがでて、せんのあとにaとかおすとしゃになるように出来ました。 具体的にどんなアプローチなのかってことですけどまず中身を見てみましょう。以下の様です
sh せん
---
せんa しゃ
まず短い発見から言うと、lhにひらがな持たせて良いんだっていうね。かな配列をIMEで作るか使おうかしないと絶対知り得なかったことですよこれは、しらんけど。
ほいでこれ記事上で正しく映るのかわかんないけど、shとせんの間に二個区切り文字があるのよね。またせんaとしゃの間には区切り文字が一つです 前のversionまではは区切り文字一つだったのよ。その場合なんかかなとして'せん'がかなとして確定した状態(IMEの未確定とか確定とは若干レイヤが違う) ででてくるのね、それを二個にするとかなとして未確定なままでてくれて、普通にエンターでせんになるし、せんaでしゃにかなとして確定出来るんですよこれ。
んでかなとして未確定とか確定とか、IMEの所謂確定未確定と若干レイヤが違うとか何やねんと思ってることと思いますが、正直に言うと知りません。
かなとしての確定, 未確定という謎の概念が無いと仮定したら電位という単語を漢字の状態で出すことが不可能なんですよ。わかります?
dhででんを出そうがdecででんを出そうが"かなとしての確定, 未確定"とか言う意味わからん概念がないならすべからくでんいと出そうとした瞬間にでぃになるはずです。
背理法によりかなとして確定, 未確定という状態があることが証明出来ましたね。 これ俺は知らんかったけど周知の事実やったりしたらはずかちくて死んじゃうけどどうなんやろ
関係ない話
謎の区切り文字はMarkdownLinterによればHard tabというらしいです。 前回記事のとおりにNeorgで記事書いてmdで清書という形を取ったのですが、 清書中にMarkdownLinterをよく読んでみたら書いてた。 あとやっぱりコードブロック上でそのHard tabはただのでっかい空白としてしか表示されてませんね。 なので区切り文字が気になった人はVSCodeでもVimでもNeovimでもなんでもいいのでコピペして見てね。 カラースキームによっては見えないかもだけど。あまりにもうすすぎる