まきゆきAZIK4大西の御紹介
まず前提知識がある人に向けたものから書いていくので、 大西配列もAZIKもなにもわからないひとはggってもどってくるか、 下にあるお品書きからかるく読んでまた上から読んでください。 また興味があればGoogle IME, CorvusSKKでの実装があるのでGithubからクローンしてください
更新したので更新内容は下の記事を読んでください
前提知識がある人向け
これは私が個人的に作った大西配列用のAZIKです まずはじめに全体の設計を話すと、以下の場所に撥音を配置しています
n | s | r | h | t |
---|---|---|---|---|
ann | inn | unn | enn | onn |
また以下の場所に二重母音を配置しています
c | , | v | l | - |
---|---|---|---|---|
ou | ai | ei | uu | oi |
現時点ではshでのしゃ行の入力すると"せん"になるので不可能ですが、方法が見つかったかもしれないので更新します 追記1/17: 可能になりました。詳しくはこれを参照してください 現時点では小指、ならびに薬指からの拗音にはgも使えます。 しゃ行以外の拗音は通常通りも打鍵可能です
sg | zg | pg | hg | bg |
---|---|---|---|---|
しゃ行 | じゃ行 | ぴゃ行 | ひゃ行 | びゃ行 |
"ん", "っ"の単打は以下のようです
ん | っ |
---|---|
c | ; |
私は個人的にわざわざセミコロンまで手を伸ばしたくなので以下のようになっています
ん | っ |
---|---|
c | v |
vをっに割り当てたことで、ゔぁ行を捨てましたが これに関してもshの対処法と同じ要領で解決できそう
あとクソほどどうでもいいけどrを連打するとめっちゃ気分良くなるよ
るんるんるんるんるんるんるんるんるんるんるん
Azikとは
IMEのかなテーブルを編集して通常のローマ字入力とくらべて効率的にするもの 実装されている場所は違いますが、上の前提知識がある人向けのようなものを実現するものです 本家大本のAZIKについて知りたい方はAZIK総合解説書を参照してください もとの記事はhp.vectorがなくなったことでなくなったのでアーカイブです
総合解説書での例を取り上げると
方式 | 打鍵 | ストローク |
---|---|---|
一般的ローマ字入力 | nyuujouken | 10 |
OriginalAZIK | nyhjpkd | 7 |
まきゆきAZIK4大西 | nyljckh | 7 |
このようです。
キーの再割り当てをしただけの形ではあるのでストローク数は同じです
しかし、新配列でもAZIKをつかえるというのは物書きにとって一定の価値があるので これを気に新配列AZIKを開発してほしくおもいます。 ちなみに、それを支援するツールを現在制作中なので乞御期待
大西配列とは
大西琢磨氏が開発したキーボード配列で、左右交互打鍵が基本となっており 右手に子音が、左手に母音とあまり使わないキー+qzxcv+一部記号が置いてあります また、中指>人差し指>薬指>小指の順に使用頻度が高くなっています そして、濁音、清音、半濁音は同じ列にいます 思想について詳しくは大西配列ならびに本人のnoteを参照してください
q | l | u | , | . | f | w | r | y | p |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
e | i | a | o | - | k | t | n | s | h |
z | x | c | v | ; | g | d | m | j | b |
配列としてはこうなっています 右手に母音とショートカットでよくつかうキーなどがいるのがわかりますね
私はsのしたにzがないのが許せないのとVimmerなのでUndoにCtrl-zを使わないが故に 影響がないのでjと交換し以下の様になっている
q | l | u | , | . | f | w | r | y | p |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
e | i | a | o | - | k | t | n | s | h |
j | x | c | v | ; | g | d | m | z | b |
完成から一週間たっての手応え
一部特殊拡張や、shでのしゃ行など犠牲にしたものは多いが、総評としては非常に満足している。 正直これをほそぼそと改良していくだけで私の物書き生活はエンドゲームですね。 ということでこれともう一個記事書いたらshの復活を試みます。 あとshが解決したとしたら特殊拡張も採用できるかもしれないです。 とはいえ、オリジナルの特殊拡張は私が使わないようなものが多くあるためオレオレ特殊拡張にしますが
定期的に手応えや、更新などを追記していこうと思います。